ニュースリリース
CSR・環境・社会活動
マツダ、自動車リサイクル法に基づく2010年度再資源化などの実績を公表
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、2005年1月1日にスタートした自動車リサイクル法に基づき、使用済み自動車のシュレッダーダスト(ASR:Automobile Shredder Residue)、エアバッグ類、フロン類の3品目について、2010年度(2010年4月1日から2011年3月31日)の再資源化などの実績を公表します。
マツダは、お客さまに預託していただいたリサイクル料金によって、全国で特定3品目の再資源化を行っていますが、2010年度はASR引取りが台数で19万1千台、重量で3万5千トン、うち2万9千トンを再資源化しました。ASRの再資源化率は82.1%で、2009年度に引き続き2015年度法定基準70%を大幅に前倒しで達成、さらに環境中期計画マツダグリーンプラン2010に掲げている2010年度目標80%も同時に達成しました。これは車両のリサイクル実効率*1で約97%に相当します。
さらにエアバッグ類は、11万3千台(27万5千個)を引き取り、回収処理または車上作動*2により再資源化を行いました。エアバッグ類の再資源化率は94.0%と、法定基準85%を上回り、フロン類についても適正に処理を行いました。
特定3品目の再資源化などに要した費用の総額は16億29万円で、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金の総額は17億2,804万円、全体収支は1億2,775万円の黒字となりました。これにより、自動車リサイクル法施工後2004年度からの累積収支は4,500万円の赤字になります。
マツダは、自動車メーカー13社と協同して、2010年度ではリサイクル施設でのASR処理量を増加する活動などを積極的に行い、ASR再資源化の促進を行ってきました。今後も、バンパー to バンパーリサイクル技術の開発や、広島地区の関連業者と取り組んでいる資源循環活動の推進など、限りある資源を有効活用する循環型社会の構築に向けて、着実に取組を強化していきます。
■2010年度(2010年4月1日から2011年3月31日)再資源化等の実績状況 1.基準の遵守状況*3
2.再資源化等の状況
3.払渡しを受けた預託金の総額および再資源化などに要した費用の総額 (単位:円)
マツダのリサイクル法への取り組み内容について、詳細は下記ホームページをご覧ください。 |